医院ブログ・活動報告

なぜ、当院ではレントゲンをしっかり撮影するのでしょう?

 

上尾ホワイト歯科は「すべて個室」「担当歯科衛生士制」「予防型診療」を大切にしています。
その理由のひとつに、見た目だけでは分からない隠れたリスクを見逃さないためという考えがあります。

むし歯や歯周病は、見えている部分だけが問題ではありません。歯と歯の間、歯ぐきの中、詰め物の裏側、根の先…
肉眼で確認できない場所にこそ重大なトラブルが潜んでいることが多いのです。

だからこそ当院では、MTM(メディカルトリートメントモデル)の流れに沿って、
初診時・再評価時・必要なメンテナンス時に、適切なタイミングでレントゲン撮影をお願いしています。

 

■レントゲンを撮る理由

「見えないところ」が一番むし歯になりやすいため
むし歯の約6〜7割は、歯と歯の間(隣接面)や詰め物の境目から発生します。
これらは肉眼では見えず、どれだけ丁寧に歯を見ても
レントゲンがなければ見落としが必ず発生します。
衛生士がメンテナンスで気づくわずかな変化も、レントゲンの情報があることで「なぜこうなっているのか」まで精密に判断できます。

 

レントゲンを撮る理由

詰め物・被せ物の寿命を正確に把握するため
古くなった詰め物や被せ物は、外からでは分かりにくい“内部からのむし歯“や”すき間の劣化“が起こりやすくなります。

レントゲンは、
・内部で進行しているむし歯
・修復物の適合状態
・根の内部の感染
・歯を支える骨の状態
を正確に把握できます。

これにより、
「まだ大丈夫」なのか「交換したほうがいい」なのかを科学的に判断できます。

 

レントゲンを撮る理由

歯周病は「歯を支えるあごの骨が溶ける病気」で見た目では分からないため
歯ぐきが少し赤い、腫れている…

それだけでは歯周病の“本当の進行度“は判断できません。
骨の状態はレントゲンでしか見えません。

だからこそ、歯周病治療の初診・再評価では必須の検査なのです。
担当衛生士が長期的にメンテナンスをする上でも、
骨の変化が見えていないと正しい判断ができません。

 

レントゲンを撮る理由

MTM(メディカルトリートメントモデル)では
“比較“が治療の質を決めるから
上尾ホワイト歯科が大切にしているMTMの流れでは、
「初診 → 初期治療 → 再評価 → メンテナンス」の各ステップで、
“初期治療前と初期治療後の比較“が非常に重要です。

比較を正確に行うためには、
写真や模型だけでなく、
時期ごとのレントゲン画像が欠かせません。

これにより、
・治療が適切だったか
・むし歯や歯周病の進行は止まっているか
・変化の原因は何か
が科学的に判断できます。

>>レントゲン撮影を含む「治療の流れ」はこちら

 

レントゲンを撮る理由

安全性は非常に高く、被曝量は日常生活以下
医療用デジタルレントゲンの被曝量は非常に少なく、
飛行機で東京〜沖縄を往復するよりはるかに低い量です。

上尾ホワイト歯科では最新のデジタルX線装置を採用し、
常に必要最小限で、最大の診断効果を得られるよう配慮しています。

レントゲンをたくさん撮るのではなく、必要だから撮る
上尾ホワイト歯科では、
患者さんの未来の歯を守るための診断に欠かせない場合にのみ、
レントゲンを撮影しています。

決して「数を撮る」ことが目的ではなく、
見えないリスクを見逃さず、再発を防ぎ、
あなたの歯の寿命を長く保つために行うものです。

担当の衛生士が継続的にみていく当院だからこそ、
レントゲン画像の蓄積が予防の質を大きく左右します。

「磨き方」だけじゃない。暮らしに寄り添う“本気の予防”

「歯医者さんでブラッシング指導を受けたことはあるけど、あまり身につかなかった」
「ちゃんと磨いているのに、なぜかむし歯や歯周病をくり返してしまう…」

そんなお悩み、ありませんか?

私たち上尾ホワイト歯科では、正しい磨き方(TBI)だけでなく、
暮らし全体を整えるOHI(口腔衛生指導)を重視した本気の予防歯科を実践しています。

「磨き方」だけじゃない。暮らしに寄り添う“本気の予防”

 

TBIとOHIの違い

TBI(Tooth Brushing Instruction)は、
歯ブラシの選び方、動かし方、フロスや歯間ブラシの使い方など、
「どう磨くか」にフォーカスした技術指導です。

一方でOHI(Oral Hygiene Instruction)は、
磨き方だけでなく、以下のような
「生活習慣全体」**に注目します。

  • 食事内容や時間帯
  • 睡眠やストレス
  • 喫煙・飲酒・服薬状況
  • お子さんの仕上げ磨き習慣、高齢者のセルフケア支援

つまり、“その人の暮らし方”に合わせて寄り添う予防がOHIなのです。

 

上尾ホワイト歯科のOHIが選ばれる理由

私たちのOHIは、次のような5つの流れに沿って行います。

  1. リスクの可視化(唾液検査・プラークスコアなど)
  2. 生活習慣の振り返り(カウンセリング+ヒアリング)
  3. TBIを含む個別指導(担当衛生士による丁寧な実技)
  4. 目標と行動の共有(一緒に“変えるべきこと”を設定)
  5. 再評価とサポート(改善を一緒に確認・定着)

>> くわしくはこちら

 

5名の歯科衛生士による担当制 × 全室個室

当院では、歯科衛生士5名が担当制で予防ケアを実施しています。
すべての診療室が完全個室だからこそ、
小さなお子さんからご高齢の方まで、安心して相談・治療を受けられます。

 

駐車場もゆったり、家族で通いやすい歯科医院

上尾ホワイト歯科には、広々とした駐車場があります。
お車でのご来院も安心で、ご家族での同時受診もスムーズに対応できます。

 

本気の予防は、暮らしを整えることから

私たちが目指すのは、治す歯科ではなく「守る歯科」です。
人生100年時代。予防は「歯の話」にとどまりません。

家族の健康習慣を育てる場所として──
上尾ホワイト歯科は、これからも予防に本気で取り組んでまいります。

むし歯と生活習慣の深い関係


〜地域に寄り添う予防型歯科からのご提案〜

 

こんにちは。北上尾駅すぐ、ジャンマルシェ内の上尾ホワイト歯科です。
当院は、地域の皆さまが「安心して通える歯科医院」を目指して、バリアフリー設計・丁寧なカウンセリング・予防重視の診療を大切にしています。

今回は、お子さんのむし歯と日々の生活習慣の関係について、最近の研究をもとにご紹介します。

 

研究で明らかに:むし歯と生活リズムの関係

富山大学の研究チームが、全国約10,000人の小学生を対象に調査を行ったところ、以下のような生活習慣がむし歯のリスクを高めることがわかりました。

 

・朝ごはんを食べていない

・夜遅くまで起きている

・歯みがきが1日1回以下

・スマホやゲームに使用ルールがない(ネット依存傾向)

 

さらに、特に女の子にむし歯が多く見られる傾向も明らかになっています。

 

当院にも届く保護者の方からの声

上尾ホワイト歯科では、地域の保護者の方からこんなご相談を受けることがあります。

 

・「夜、ついスマホを見たまま寝てしまって…」

・「朝はバタバタして歯みがきが雑に…」

・「仕上げみがきを嫌がって困っています」

 

こうした日々のちょっとした生活リズムが、実はむし歯リスクを高めてしまうのです。

 

ご家庭でできる“生活リズムからのむし歯予防

  1. 朝ごはんで唾液(だえき)をしっかり出す
     → 咀嚼(そしゃく)により、口の中が清潔に保たれます。
  2. 夜ふかしを減らして早寝を意識する
     → 寝る前の歯みがき習慣が自然に身につきます。
  3. 1日2回以上の歯みがき+仕上げみがき
     → 特に就寝前は親子でチェックする習慣を。
  4. スマホ・ゲームには時間のルールを設ける
     → 食事や睡眠、歯みがきを妨げない環境を整えましょう。

 

上尾ホワイト歯科の「予防型歯科」とは

当院では「むし歯になってから治す」のではなく、
むし歯になる前に生活を見直し、リスクを減らすことを大切にしています。

・カウンセリングで生活習慣もヒアリング

・唾液検査やリスク評価を活用

・フッ素塗布・シーラントなどの予防処置

・定期的なメンテナンスで“むし歯ゼロ”を目指します

 

無料駐車場(50台)やキッズ対応体制も整っており、ご家族で安心して通っていただけます。

 

出典情報

富山大学 山田正明准教授らの研究:
“Association of self‑reported dental caries with sex, lifestyle, and problematic Internet use among elementary school children in Japan”
(BMC Oral Health, 2025年1月)
▶︎ https://doi.org/10.1186/s12903-025-05475-8

「むし歯にならない」選択を支える歯科へ
~6月4日はむし歯予防デー/
“カイスの輪”から考える予防の力~

6月4日は「むし歯予防デー」。この日は、お子さまも大人も「歯を守るためにできること」に意識を向ける良いきっかけです。

上尾ホワイト歯科は、北上尾駅から徒歩約10分、現在も青果市場として活用されている“上尾市場”の施設の一画にあります。
市場の活気ある雰囲気に包まれながら、私たちは「地域の健康を支える予防歯科の拠点」として日々取り組んでいます。今回は、むし歯の本質的な原因と、それを防ぐためのシンプルな考え方「カイスの輪」をご紹介します。

 

むし歯はなぜできるの? ~カイスの輪とは~

むし歯は、ただ甘いものを食べただけでできるわけではありません。
「カイスの輪(Keyesの輪)」という考え方によると、むし歯ができるには以下の4つの条件が必要です:

  1. 細菌(むし歯菌)
     ミュータンス菌など、歯の表面に住み着いて酸を出す菌。
  2. 糖分(砂糖・炭水化物)
     お菓子やジュース、パンなど、普段の食事の中に含まれます。
  3. 歯の質(歯の強さやだ液の力)
     乳歯や生えたての永久歯はとくにやわらかく、酸に弱い傾向があります。
  4. 時間(酸にさらされる時間)
     ダラダラ食べ・夜の飲食などが、むし歯のリスクを高めます。

この4つが重なったとき、歯の表面が溶けてむし歯が進行します。
逆に言えば、どれか1つでも断ち切れば、むし歯は予防できるのです。

 

だ液検査で「むし歯リスク」を“見える化”

当院では、むし歯や歯周病のリスクをより正確に把握するため、だ液検査(サリバテスト)を取り入れています。だ液の性質(pH、緩衝能)、むし歯菌の量、清掃状態などを調べることで、カイスの輪のどこにリスクがあるかを科学的に分析することができます。

検査結果は、患者さんごとにグラフでお渡しし、

生活習慣の改善ポイントや予防方法を一緒に考える材料として活用しています。

 

個室診療とチーム体制で支える「むし歯予防」

上尾ホワイト歯科では、5人の熱心な歯科衛生士がチームで患者さんを支えています。
予防プログラムでは、ただ「みがきましょう」と伝えるだけではなく、

  • 仕上げみがきのコツ
  • お子さまやご家族の生活習慣に合わせた指導
  • リスクに応じたフッ素やケア方法の提案

など、患者さん自身が“やってみよう”と思える関わり方を大切にしています。

また、全室個室の診療体制の中で、まわりを気にせず相談できる環境を整えています。
プライバシーを守りながら、安心して通えることが、患者さんのモチベーションアップにもつながっています。

 

見えないところにこそ「感染対策の本気」を

当院では、開院当初より高度な感染対策に力を入れています。
診療室にはビルトイン型の空気清浄システムを導入し、空気中のウイルスや微粒子に配慮したクリーンな環境を保っています。

器具の滅菌や使い捨て対応など、基本的な衛生管理はもちろんのこと、
“患者さんにとって見えにくい部分こそ、最も大切にする”という方針のもと、常に改善と徹底を重ねています。

 

予防は、「治す医療」から「守る医療」へ

歯は、一度削ってしまうと二度と元には戻りません。
だからこそ、むし歯にならないようにすることが一番の治療なのです。

カイスの輪のどこを断ち切るかは人それぞれ。
糖の摂取かもしれませんし、時間の管理やブラッシングかもしれません。

当院では、だ液検査をはじめ、リスク評価と生活スタイルに基づいた“カスタム予防プログラム”をご提案しています。

 

「むし歯にならない歯科医院」へ

6月4日のむし歯予防デーをきっかけに、ご自身やご家族の歯の健康を見直してみませんか?地元・上尾市場のように、“新鮮で健やか”な状態を歯にも保てるよう、
上尾ホワイト歯科は地域の予防拠点として、これからも全力でサポートしてまいります。

上尾ホワイト歯科の予防歯科

 

ご予約・ご相談はこちらから

上尾ホワイト歯科ホームページ

「上尾ホワイト歯科」開院!

2021年7月1日「上尾ホワイト歯科」として開院しました。

プライバシーが高く、感染対策可能な完全個室の診療室通院しやすい立地高精度な医療機器くつろげる歯科医院として患者様のために考えたエッセンスを全て詰め込み完成しました!

写真は開業時にスタッフよりお祝いのケーキを頂いたものです。スタッフの心遣いに感謝しつつ、チームとして地域の皆様の健康が世界一になれるよう尽力していきたいと思います。

感染対策の内装

新医院の内装もだいぶ仕上がってきました、新しい設備について2点報告いたします。

・自動ドアの設置

患者様のスムーズな出入りと感染対策のため非接触の自動ドアを設置しました。小さいお子様でも反応するセンサーが付いているため安心してご利用いただけます。

「上尾ホワイト歯科」は環境表面を可能な限り触らない試みを随所に取り込んでおります。

・全熱交換器の設置

この換気システムは、「暖かく汚れた空気」を取り入れ「冷たく新鮮な空気」に交換する機能があり窓を閉め切っても積極的な換気が可能です。院内の空気をきれいに保ち、ウィルスや細菌を適切に排出してくれます。

 

完成まで一息です、しばしお待ちください。

移転、新規オープン!

ホワイト歯科は「上尾市場ジャンマルシェ」移転し、7/1(木)新規オープンする事になりました。

コロナ禍で計画が遅延し移転直前の告知となってしまった事をお詫び申し上げます。

 

上記イラストは新規医院のイメージです。

なぜわざわざ移転するのか?今の場所で良いのではないか?と思われるかもしれません。

移転理由は以下の4点です。

①感染対策、プライバシーの確保のための完全個室化

診療室は現在の2倍の面積を確保し、機械換気を導入する事で3密を防ぎますさらに完全個室化によりプライバシーを保護し、患者様とより一層の信頼関係を築いていきます。

②診療台増設による予約混雑の解消

診療台を5台に増設し、特に土曜日の予約混雑を解消していきます。

③駐車スペース50台車社会へ対応

「上尾ホワイト歯科」へ改名

 

①~④は私が患者様のために実現したい長年の夢でした。

この構想を実行に移せることを嬉しく思う反面、移転により通院し難くなってしまう患者様の事を思うと心苦しく感じます。

通院が困難になってしまう患者さまにおかれましては、負担が少なく通院可能であれば今後ともご利用いただけたら幸いです。

予約が入っている患者様には担当者よりご連絡し説明させて頂きます。

ホワイト歯科

院長:遠藤純聡

マイ・ハイジニスト

社会と予防歯科をつなぐ「コミュニケーション・ギア」というサイトにホワイト歯科の歯科衛生士の色摩が掲載されました。

皆様のお口の健康を守るには、精度の高い「治療」虫歯と歯周病の発症を防ぐ「予防」が必要で、この2つはどちらも欠けてはなりません。

「治療」は主に歯科医師が担当し「予防」は歯科衛生士が担当します。当院の歯科衛生士は虫歯と歯周病の発症原因と対策の知識を持ち、高い技術でバイオフィルムを除去する口腔衛生のプロです。ホワイト歯科には5名の衛生士が在籍し日々知識と技術のアップデートを行っています。

『かかりつけ医』という言葉があるようにこれからは『かかりつけ歯科衛生士』(マイ・ハイジニスト)という視点が必要です。良い歯科医師を探すのと同時にご自身にあった歯科衛生士を探してみてはどうでしょうか。きっとあなたの健康維持を助けてくれると思います。

https://www.c-gear.net/dh_int/white/dh65/

正しい換気とは

新型コロナウィルスの感染経路は「接触感染」と「飛沫感染」です。「接触感染」の対策は以前のブログにてお伝えしましたので、今回は飛沫感染対策についてお伝えしていきます。

コロナウィルスの流行に伴い歯科医院の危険性がメディアで取り上げられる中、何が危険なのでしょうか?スバリ、歯を削るタービンや歯石を取る超音波器具からのエアロゾル(水飛沫)が危険なのです。発生したエアロゾルにウィルスが含まれていた場合、空中で最長3時間浮遊します。これを吸い込むと飛沫感染が起きます。

それでは誰が一番危険にさらされるのでしょうか?発生するエアロゾルは患者様ご自身のものなので、それを自身で吸い込んでも感染は起こりません。この場合は、処置している歯科医療者が最も危険にさらされるのです。もちろん、治療後の診療室の消毒が不十分であればエアロゾルが残留し次の患者様に危険が及ぶので、そこは抜かりありません、ブログ「防護服はしないの?」「最強マスク(N95)」をご覧ください。

写真:超音波器具から発生するエアロゾル(ホワイト歯科 撮影)

最初の対策はエアロゾルの発生させない!これにつきます。タービンではなく5倍速コントラという水が飛び散りにくい器具で虫歯を削る。超音波器具ではなく手用器具で歯石を取る。このような工夫で極力エアロゾルが発生しないよう配慮します。しかし、どうしてもエアロゾルが発生する状況であれば大口径の口腔外バキュームで吸引し室内への飛散を防ぎます。

また、処置前にイソジン液でのガラガラ嗽が有効です。イソジン液10倍希釈は60秒間でSARAウィルスを99.9%不活性化させると言われています。当院では、全ての患者様にガラガラ嗽をお願いしております。また皆様が日常的にイソジンやリステリンを用い含嗽することもご自身の感染対策として有効です。

もうひとつ飛沫感染に有効な対策があります。そう、皆さんご存じの「窓を開けて換気する」ことです。正確には「対角線上にある窓を開ける」と浮遊しているウィルスは速やかに室外に排出されます。ホワイト歯科は正面玄関口1か所、診療室に窓が2か所、裏口が1か所あるため風通しが非常に良い、という事に今回のコロナ流行で気が付きました(汗)。排煙窓なんてほとんど開けたことありませんでしたが、最近は全開です!

 

これはお馴染みですね。ビニールカーテン、どこに行っても設置されており、これも飛沫感染対策です診療室内に比べると受付は感染のリスクが低い場所ですが患者―受付スタッフの感染が起こらないよう設置しております。

新型コロナウィルス流行の第2波、第3波に備えてこれらの取り組みは当面継続する予定です。

キーワードは「非接触」

今回は接触感染対策についてお話させて頂きます。接触感染とは「人」→「物」→「人」の順番で物を媒介してウィルスが感染する経路です。多数の感染者を出した豪華客船ダイヤモンド・プリンセス号も全員の下船後に船室を検査したところTVリモコン、電話など良く触る部分にウィルスが多数採取されたといいます。当院は「非接触」をキーワードに接触感染を防いでいきます。

ご来院時の非接触体温測定、診察券の受け渡し中止、電子診察券によるチェックイン

受け渡しする機会を極力減らし接触しないようにしています。クレジットカード決済も導入しているため、お札や硬貨の接触も避けることができます。当院は無料のLINE診察券を導入しており、接触リスクなく予約の確認やチェックインが可能です。患者様の身を守るためにも未登録の方はこれを機会にぜひご登録ください。

   

②雑誌、絵本そしてパンフレットの撤去

コロナウィルスは紙の上で24時間生存すると言われています。複数人が触る雑誌は感染リスクが非常に高いので撤去しました。最近はスマートフォンの普及により雑誌を手に取る方も減っていたため、これを機に雑誌を置くのをやめようと思います。

③ドアノブ、トイレのボタン、椅子、タブレットはアルコール消毒

人が触れなくてはならない部分が存在するのでクリーンスタッフがアルコール消毒を行います。タブレットは患者様とスタッフが触るたびに消毒します。コロナウィルスは糞口感染が指摘されています。便座の蓋を開けたまま流すとウィルスが便器の上25cmまで飛び散ると報告があり非常に危険です。トイレを使用後は蓋を閉めて流すようお願いします。

 

④診療台の消毒

以前から行っていることでありますが、診療台は一診療毎に清拭し、ゴム手袋、コップ、エプロン、トレー、シートは全て使い捨てにしております。

①~④の取り組みにより、患者様が安心してご利用いただける環境を作っています。